28 2025 vol.14 G&U 高負荷環境に対応 ――この夏(2024年6月)日本下水道新技術 機構から次世代型マンホール蓋の技術マニュ アルが発刊されました。その背景と研究内容 について、蓋の開発に取り組まれた次世代型 高品位グラウンドマンホール推進協会の橋本 更なる長寿命化を実現した 新次世代型マンホール蓋 次世代型高品位グラウンドマンホール推進協会 橋本 徹 氏・石田康平 氏 1 マンホール蓋の耐久性向上に関する検証 「アセットマネジメントの実践に向けた次世代型マンホール蓋技術マニュアル―2024 年6月―」日本下水道新技術機構 様へお話を伺います。まずは背景を教えてく ださい。 開発の背景は大きく3つあります。 まずマンホール蓋を取り巻く環境の変化で す。集中豪雨時の内圧上昇や、硫化水素の発 生、車両交通量の高止まりなどが挙げられま す。これらは「高負荷環境」といって、蓋の劣 ――目次―― 第1章 総則 第1節 背景と目的 第2節 適用範囲 第3節 用語の定義 第4節 マンホール蓋の現状 第2章 概要 第1節 2024年版次世代型マンホール蓋の特徴 第2節 導入効果 第3章 性能 第1節 性能設定の考え方 第2節 マンホール蓋の安全性に係る性能 耐がたつき性能/耐荷重性能/耐スリップ性 能(車道)/圧力解放性能/圧力解放時の蓋浮 上性能/耐揚圧強度(圧力解放時の部品強度) /転落防止性能 第3節 マンホール蓋の維持管理に係る性能 第4節 マンホール蓋の防食性能 第5節 その他の基本的な性能 第4章 計画 第1節 マンホール蓋におけるストックマネ ジメントの基本的な考え方 第2節 実施手順 第5章 設計 第1節 リスク環境に対応する必要性能の考 え方 第2節 設置環境に応じたマンホール蓋の選定 第6章 施工 第1節 施工計画 第2節 施工手順 第3節 施工の留意点 第7章 維持管理 第1節 維持管理の目的 第2節 維持管理の方法 第3節 修繕方法 〔資料編〕 1.2024年版次世代型マンホール蓋の構造例 2.2024年版次世代型マンホール蓋の試験結果 3.次世代型マンホール蓋 性能比較 4.アンケート調査結果 5.ヒアリング調査結果 6.ケーススタディ 7.開閉機器のガイドライン(案) 8.参考資料 9.問い合わせ先 新しい技術マニュアルの目次 Close UP 新たな性能規定 標準耐用年数の2倍の耐久性と防食性能
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