G&U技術広報誌vol.14

26 2025 vol.14 G&U Close UP 新たな性能規定 標準耐用年数の2倍の耐久性と防食性能 Introduction effect 2024年度版次世代型マンホール蓋の導入効果 延命化 モノ 軽減 職員の負担 低減 事業量の ヒト カネ 導入効果 2024年版次世代型マンホール蓋の導入により、延命化の他、マンホール蓋におけるストックマネジ メントの取組みをより効果的なものにするとともに、他の下水道施設や経営管理や執行体制の確保を含 めたアセットマネジメントの取組みの推進にも寄与することが期待される。以下に期待される効果をモ ノ・カネ・ヒトの観点で整理した。 (1)モノの視点(マンホール蓋の延命化) ✓ 高負荷な環境下においても、30年間性能を維持することが可能になる。(一般環境下でも設置可) ✓ 状態監視保全として、不具合が発生していないマンホール蓋は積極的に延命化させることで、改築 費用として適切な投資に繋げることができる。 (2)カネの視点(将来改築事業量の低減) ✓ 改築サイクルを長期化することが可能となり、将来の改築事業量の低減に繋がる。 ✓ 不具合箇所が減少することで、修繕費用の削減にも寄与する。 (3)ヒトの視点(職員の負担削減) ✓ 不具合発生率の低下による職員の不具合対応回数の削減が期待される。 ✓ 開蓋が困難な蓋が減少し、点検・調査業務の効率化が図れる。

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